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重い水

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人になる過程

新生児の目は美しく、
神の身内であると思わせる。
やがて神の身内のごとき目は
人間の目へと成長していく。

生まれた瞬間はすべてが高潔であり、
以降は堕するのみである。
際限なく堕ちるのみである。
しかし高潔であったという記憶は
無意識の領域に残り、
長じてからも煌めくかけらとなって
ときおり思い出される。
故に、人は涙を流すのである。

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by heavywater | 2015-07-30 21:20 | 思考
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