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重い水

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深層

冷気は常にお前を見ている。
厚さ5センチ、全身に張り付き
腕を肩にまわしてくる、笑っている。

今はとても
途方もない砂に埋もれている。
腕を上げればさらさらと落ちるはずの砂。
砂の温もりに目を閉じる日々は
腕を肩にまわしてくる、笑っている。

温もりはやがて肌の奥深くを焦がして
冷気が圧力をかけ全身をくるむ。
実体のない抵抗は
溺れても気づかせない周到さを持つ。

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by heavywater | 2015-02-19 21:22 | 感覚
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